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集い方

プライベートの行動の速度と滞在の仕方が地域で異なっている。広場やフェスで誰とでも話す集い方と、少人数でつらつらとという集い方。
 
広場に集う文化は、ヨーロッパ特有なのではないかと思います。広場に座って喋る、広場のまわりのオープンカフェで長い時間を過ごす、日本でそうした空間や場面は案外少ないのではないか。アメリカにも広場文化はなくて、代わりの集って話す場は、ボールパークやアートフェアーのような長時間続く催し・場が提供される場所&時なのではないかと思います。
徒歩圏で結ばれたヨーロッパの都市であれば、ゆったりと歩いて集まってきて、広場で過ごすことができる。アメリカは広大な土地の中に都市が広がっていて、集う場と時間の提供あるので人が集まってくる。
 
たいして、日本はなにか。縁側や公園で、少人数で集い、喋る文化のような気もします。広い大きな場所があるわけではなく、ちょこちょこと留まり、集まり、話す。最近は屋内広場のような公共空間も増えつつあって、そこでも小さい机を囲んだそれぞれのグループの場が形成されているように思います。
アジアの暑い地域だと、屋台(で外食)文化があって、そこににぎわいが生じている。一方で日本は寒い地域もあるから、屋台の賑やかさは、なかなか定常的な集いとはなりづらい。
 

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サマーフェスティバル@アナーバー(アメリカ)

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街の広場@サンセバスチャン(スペイン)

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グランドプラザ@富山市(日本)


バス(アナーバー)

 アナーバーはそれほど大きな都市ではないので、メトロや鉄道はありません(厳密には都市間貨物輸送用の単線の線路が一本あります)。都市は平たく広がっているので、当然歩きだけではなんとかならず、バス網が整備されてます(もちろん、基本は車)。AAATA (the Ride: Link)という公共バスとMichigan大学のバスの2種類があります。the Rideは一回につき$1.5で、多く入れるとお釣りが磁気カードで返ってきます(写真)。月間パスやら障害者割引もあります。広い範囲をカバーしていますが、だいたい30分に一本とかなので、時刻表のチェックが必須です(土日はさらに減便)。乗る区間にもよりますが、ガラガラとかガラの悪い人しかいないということはなく、通勤通学にも使われています(大学関係者はUM Cardでタダで乗れますし)。冬は遅れてましたが、夏の間はそんなに遅れません。祝日はどうやら休みのようで、代わりにデマンド型のサービスを展開しているようです。

 大学のバスは、各キャンパスを繋ぐかつ離れた場所からの通勤通学用に路線が配置されています(開講期間かによりますが十数本)。こちらは、10〜15分に一本くらいで、時刻表はチェックしなくても乗れますw。また、割と遅くまで動いています。大学関係者向けの運行で、乗り降りするときに支払いは全くありません。つまり、関係者じゃなくても乗れる仕様です。実際、どうなのかはわかりませんが、たぶん誰でも乗れるんでしょうね。

 ちなみに、どちらも降りるときは、窓側の紐を引っ張り、合図します。大学のバスは駅名はアナウンスしてくれませんが。また、どちらも運転は荒いです、ガタガタは道のせいもあるかもですが。

 また、デトロイト国際空港(DTW)へのリムジンバス(AirRide: Link)も市内から出ています。こちらは完全事前ネット予約制となっており、飛行機で降り立ってからチケットを購入しようにもどうにもなりません。お気をつけを。(2月にきた時にミスりました、かわりにuberで4000円くらいだったかな。)

あと,運転席から右側は見にくいいようで,交差点のない信号で左に曲がるときは,乗車ドアを空けて確認しています.自由というか,合理的というか.

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バス内の様子

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バスの磁気カード

 

道路事情(アナーバー周辺)


運転しはじめて、日本との違いを感じるのは、舗装がボコボコで、ガタガタする箇所が多いことと、奇数車線で構成されて中央車線は逆側の施設に入るための退避車線として運用されていること。退避車線はロードサイド施設に入る車が交通流の妨げになるのを防ぐことができ、なかなか優れものです。また、交差点付近では、左折レーンとしても使われており、運転手にもわかりやすくなっています。もちろん、車道が広いからできることではありますが。
こういう日本と大きく違う道路環境をみると、アメリカでできた交通流モデルが日本で通じるかと少し考えたりもします。
 
追記:
アナーバー以外の州や都市を走ってみると、道路の整備の状況はそれぞれバラバラでした。オハイオ州はよかったけど、ミシガンは悪め。アナーバーよりデトロイトのほうが良く、さらにアナーバー周辺のFree Wayはライトも反射板もなし。。
 

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ラウンドアバウト(アナーバー)

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フリーウェイ(オハイオ

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住宅地付近のまっすぐな道(デトロイト

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橋(サーニア国境)

緑と密度

 アメリカ全体もそうでしょうが、アナーバー周辺もおおよそ平坦です。丘による坂はそこそこありますが、山や谷はないので、なんでもだだっ広くなります。校舎も3階層くらいですし、道路も幅広く作れて、三車線+自転車道+歩道に街路樹という造りが多いです。地形的制約はないため、都市が広がっていき、それと同時に自動車社会も進展してきたという形でしょうか。アナーバーは大学を中心とした郊外型都市であることもあり、ダウンタウンは小さく低め、ダウンタウン以外の密度は住宅中心であるため、さらに住宅密度は薄くなります。空いたスペースに樹木があり、夏のこの時期はとても気持ちいいです。
 緑の多さもあって、住居の街区は静かで、一方通行やバンプの配置により、車の交通量も少なく、静穏です。こうした近隣街区内は、徒歩圏にbeverageとsnackやちょっとしたものを売っている小さなスーパーがあるくらいで、近隣住区のイメージそのものといえるでしょう。
 日本のコンビニくらいのサイズで、野菜や卵、冷凍肉などを置いた小型スーパーはダウンタウン近傍であれば、徒歩15分圏内にあり、生の肉などの生鮮食品などを置いた大型スーパーは幹線通り沿いにあり、車で10分圏内でアクセスという感じでしょうか。郊外に住んでいる場合は、車は必須です。大型スーパーはレストラン・薬局などとまとめて一箇所に立地していて、公共交通(バス)でもアクセス可能です。幹線通り沿いは、商業施設があるエリアと緑や住宅が配置してあるエリアの抑揚があり、ロードサイド商業が隣接し、連綿と続くという風景はほとんどないです。また、幹線通り沿いの施設への車でのアクセスも、車道が広いため、逆車線横断車両向けの待ち合い用の車線が用意してあり、交通流はスムーズです。
 
 アメリカの道路交通環境は、明石とつくばを比べて、つくばの方が広々としていて、走りやすく、車の移動がスムーズいうことと近いものがあります。思い返してみると、つくばは神姫地区と違って、平坦で利用可能な土地が広いため、店舗も広くでき、抑揚のある土地利用(規制)が可能になります。アナーバー一帯はそれがさらに強まった感じです。神姫地区のように、利用できる土地に限りがあれば、どうしても、住宅は混雑し、道は狭く、土地利用の差(抑揚)も小さくなります。
 
 こう考えると、アメリカ型近隣住区の土地利用とその配置を日本で適用できる場所はかなり限定されるでしょう。その前提の中で、いかに日本型のモデル・イメージを蓄積していくのかを考えるべきといえるでしょう。特に高密な住宅立地の間をぬう形での車の通行は、車・歩行者の双方にとって避けたく、車ではなく、自転車や鉄道が普及してきた状況を想定した中で、どのようなモデル地区が可能かを考えていく余地がありそうです。
 

Ann Arbor/アメリカ生活の開始時いろいろのメモ

雑文なメモですが,記憶にとどめておくために.
  • 飛行機:Delta航空で行ったが,前もって電話することで,赤ん坊用の料金の設定と登録ができた.他のお客さんとの兼ね合いになるが,今回は,各セクションの最前方の席(壁の後ろの席)に座れ,ベビーバシネットを借りることができた.飛行機が揺れている場合は使えないが,大半の時間を利用でき,バシネットの中で寝てもらうことができた.
  • 携帯電話:何をするにせよ携帯電話は必需品である.空港の税関を出た瞬間から必要といっても過言ではない(Uberを呼ぶとか).そこで,日本でこちらで使えるSIMカードを購入し,baggage reclaimのエリアで交換して,外に出た.短期滞在した際は,携帯ショップ(AT&T)を探しに歩いたりしたが,その手間もなく,よかった.下記のAirBnBに入居するときも大抵はオーナーとtextingが必要となるので,出国前に電話番号が確定しているとやりやすい.
  • AirBnB:家の契約までの間,3週間ほど,お世話になった.家具・家電に不足なく,キッチンが使え,鍋や皿もそろっているので,値段的にも短期滞在にはベストかと(特に出不精だったりする場合).ただし,AirBnBのサイトでちゃんといい部屋を選ぶ,眼力は必要.今回は半地下だったのとやや狭めだったのが,少し難点だったかと.
  • 家さがし:今回はアメリカで展開している日本の企業のリダックさんにお世話になった.日本から複数のweb siteを見て探したが,これといった確信が得られる物件はみつけられず,結局,現地に行かないと借りることはできない(そりゃそうか).他の登録した不動産屋さんからもメールは来たが,どの業者さんも持っている情報はweb(※)で自分で見つけられるものとあまり変わらなそう(特にApartmentやtownhouse,condoの場合←これらの違いは最初はよくわからなかった).1年間の滞在なので家具付きApartmentを借りたが,家具付きといってもキッチン回りのみでした.物件を借りるときのルールや数十ページの契約書とそのサイン,前払い金額の建て替えなどを日本語で説明・代行してもらったので,非常に助かりました.英語能力に関わらず,自分たちだけでやったら,かなり大変だったと思われる.特に初めてやってきて,こちらの文化やルールはわからない中,いちいち騙されてないかを念入りに確認できないし.また,入居する際には電気・ガスの契約が必要で,そのためにはSocial Security Number Cardが必要.この発行に今回は合計で入国から2週間強くらいかかりました.どんなに早くも数日短くなるくらいでしょう.そのため,やはりAirBnBは必須でした.なお,家財保険は日本と同じくらいの料金.※一軒家を借りたい場合は,街中を歩いていると,for Rent+電話番号またはweb URLがある家やアパートがある.もう少し長めに住む予定で,根気強く探せる場合,街中で探すのもありなのかも?!
  • 車購入:リダックさんに紹介してもらって,日本企業から購入しました.こちらも色々な情報を見てみると,トラブルがつきもののようで,安全・安心を考えて,こういう選択です(赤ん坊がいて,車社会で早く車が欲しい状況で,他の契約も進めつつ,という状況で,これ以外はなかったかなと思います).入国前から準備ができますし.車社会なので,中古車も相場は日本より買うのも売るのも高めとのこと.車両保険は日本の8倍くらい.これは国際免許なのと,これまでの運転履歴がないため,高くなってしまうらしい.手続き代行書類(いわゆる委任状)として,notary public(公証人のサイン)をもらいにいって,日本のハンコ文化との違いを感じました.なお,notary publicはUSPSではもらえず,credit unionでもらえました.
  • Uber:精肉が充実している郊外スーパーに行くにも,3人でバスは現実的ではなく,Uberを車購入までの間,たびたび利用しました.Baby/Child sheetなしでUberに乗るのは法律的に合法なのかは,正確にはわかりません(僕のボスは問題なしと言っていた).8割くらいのドライバーはOKでしたが,何人かには断られました.断られる前に,ドライバーが割り当てられた直後に,チャットで確認することをお勧めします(ついてからキャンセルになるとキャンセル料が取られるので).Baby sheetを途中から持ち歩き,Uberに乗車する際に装着するという段取りにすれば,なにも問題ありませんでした.Baby sheetを長く持ち歩くのはつらいので,目的地に寄りますが..
  • 海外送金:日本の銀行口座からの海外送金の事前登録です.これをやっていなかったので,やや面倒になりました.webで銀行振込などできるから問題ないだろうと思っていましたが,日本の都市銀行は,海外送金するための登録,海外の送り先口座の登録などをしていないと,海外送金できません(登録方法は銀行によって違う).で,その登録は海外からは非常にしがたいですし,少し時間もかかります.可能なら,日本にいる間にアメリカ銀行の口座を作るのがベストかもしれません.賃貸契約も小切手が必要になるケースが多いですし,医療保険や家賃の支払いも銀行口座からがベター(場合によっては必須)です.さらにいえば,前もって,アメリカの銀行口座を元にしたクレジットカードをもっていれば,クレジットカードの信用度・履歴が蓄積されるので,こちらに来た時にやりやすいのかもしれません(僕の場合は日本で何も変なことはしていませんが,履歴はないので信用度もそれほど高くないようです)
  • 医療保険:大学生や関係者が使っている医療保険に自動的に加入しました.色々と探したりしなくていいので便利です.アナーバーで病院にかかる分には医療機関も充実している(日本語が喋れるお医者さんもいる)ので,問題なさそうです.まだ,行っていませんが.
運転免許取得や銀行口座の開設はまだこれからです.そして,記事が長い..
細かい・詳しい情報はWEB上にあふれていますし,そこそこ調べれば,正しい情報にたどり着けます.ただし,こんな問題があるんだ(上の海外送金とか)ということに気づくためには案外こういった長い記事もいいかなと思いました.