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野島断層

鳴門海峡を見た後は,大塚美術館が休みだったのもあって,淡路島へ.
高速に乗って,着いたのは野島断層記念館.

阪神大震災で淡路島に走った断層のずれた跡が,記念館として保存されています.

単純な段差に見えるけれど,これは地震の時にできたもので,横1.5m・縦1mほどずれたようです.地面がそれだけ動いたということは,それだけすさまじいパワーであったんだなと思いました.それは,揺れではなくて,動いたということ.


他に,阪神大震災の時のヘリでの映像や,被災者の語りなどのビデオがあって,高架高速道が倒れている映像,火の手,ポートアイランド液状化.去年,広島の平和祈念公園に行った時以来のパワーでした.何もない平常から一度にやってくる自然災害.その中で,その前に,その後で,一体何をすればいいのか.命の重さがまずあって,起こる時の予測と起こったときの準備をしなければならない.自然の力は強大で,それには抗えないのかもしれないけれど,その時に何ができるのか.