時景の中へ.

中へ先へ進む.

峠道(大月2日目)

本格調査1日目。
まずは仮宿で調査会議を1時間半ほど。
そこで、だいたいの計画を決め、昼前にいざ出発。
まずは、夜桜音楽会のときにもきた月光桜のポイントへ。
桜の花もレンゲもないけれど、大木の存在感や竹藪の可能性、遠景としての風車など、なかなか面白いところ。

そのあとは、ゆっくりと長沢の奥の方へ。竹田さんに植物のレクチャーをうけつつゆっくりと。沢があり、花があり、木があり、実があり。木の実に着目することが前半は多かったかもしれません。

すると、だんだんと山の登り道がながーく続くまがった道へとなっていったわけですが・・やっと見えた風車の姿やアサギマダラの優雅な飛び方に魅せられることが多かった様に思います。
楠やうばめがしの古木のあるポイント(蚊も・・)で昼食をとった後は、、、、
風景あるきから道探し隊へと変身。つちとりもちを見つけるくらいまではよかったんですが、、、、半端ないです。

こんな道を1時間は歩いてました。だれもいないと道はないけど、誰かが前にいれば道になる。そんな険しい道を、、いやこんな簡単な表現では許されないような道でしたが、、歩きとおしました。
すると、、海!!いや、あまりのきれいさにびっくりしました。

瀬戸内海とは違う水平線や、湾の海の色。遠くから見れば、また地形や黄色が目立ち、また素晴らしく。
近くの山本さんちで、お茶をもらい、ひと休みして、再出発。
次の目的地は、せんだんの木のある芳ノ沢の廃校。
だが、道はアスファルトでなが長く、沢はあるけれど。
しばらーく歩いて、県道から左に曲がると、、、柿・犬・さとうきびの道。
さとうきびは伊是名以来でしたが、やっぱり大きくて、頼りがいがある。
ちょうど、時間は夕陽の時間。うまく写真には撮れないけれど。
徐々に日も暮れ、もやが山々にかかり、煙たなびく中を進むと。。。

まさに、廃校&せんだんの木。
思ってた以上にパワーのある、空間でした。そして趣も。