山形県金山町
盛り上がりました。http://groundscape.jp/sympo/090122
地域の産品(杉)と地域の人(職人・大工)から地域が使うもの(住宅)を作ることによって、地域の中での経済が循環していくという土台がまずある。そのうえで、オープンスペース、小路、通りからの風景、庭に手を加えていく。それも、面を一気にがんといくのではなく、建て替え・修景を少しずつ繰り返していく。その線の描き方はワンシーンワンシーンを見ている。大枠としてのマスタープランも背景として存在していて、町の中での道や空間のすみ分けもある。と、本当に総合的な都市デザインと感じた。
はじめは私立幼稚園の誘致・設計だったのだが、はたしてその頃、町の人はどれだけ先の姿をみていたのだろうか。