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第6回風景づくり夏の学校

夏休みということで,第6回風景づくり夏の学校にOBとして参加してきました.参加というか,ぶらりと様子を見に行ったくらいですけどね.


今年は4時間生放送で,「海から考える今治」というテーマで

こんな感じでお送りしていました.


ぼくもちらっと最後だけ参加して,MCカメダくんに「放送を聞いていてどうでしたか?」「今治は変わってますか」という二つの質問をもらいました.

去年の夏に色んな海外の街を見ていて感じたのは,昔のもの(建物・都市の形)を大事にしているということでした.昔のものは,そこに住んでいる人が長い時間と労力をかけて作り上げたもので,それはよりその土地の特徴,使われ方をより読み込んでできたもので,短い時間でできてしまう今のものより街に適したものなのじゃないかということでした.

そんな中,瀬戸内海の航路に面した今治で「海から考える」ということは,昔からの土地の特徴,生活から今を考えるということになり,大事なんじゃないかと思いました.もちろん,以前から比べたら,電車であり,自動車であり,橋でありとだんだんと生活の基本そのものが変わってきていて,そう単純なものでもないとは思います.ただ,そういった記憶や島や海,船の生活の面白さにスポットをあてたいという放送であったので,よかったなと思いました.

もうひとつは,僕がいたころ(2年前)から,今治ラーメン,バリシップ,バリィさん,アートフェスティバル,焼豚玉子飯と色々なものが出てきていて,なにか変わってきているのかもしれないと終わった後に思いました.地域から変えていくというエネルギーが日本全国あちこちで起こってきていることの影響もあるかもしれませんし,しまなみ開通以来減っていた観光客がまた高速道の割引で増えてきたということもあるかもしれません.


そんなこんなでラヂオが終わり,午後からは2年ぶりのおんまく&花火を楽しみました.
関係者のみなさん,夏の学校お疲れ様でした.