時景の中へ.

中へ先へ進む.

Rotterdam 2

さすがに大きな都市であって、歴史のアムステルダムと対を成す現代的な空間構築。地震のない国特有の乱反射する建物達。自信をもって、これがロッテルダムだと言える気がする。開かれた都市の楽しさがさらに道を、そして街を拓く。機能美と先進性を古くから織り込んできた街でもある。それが今に繋がっているのかもしれない。東京が持つものはなにか、、曖昧性?
もちろん、運河の街として古くから成立していて、今の車社会で運河に苦しめられている部分はあるのかもしれないけど、車は外に排し、必要なだけ中に入れる。そんな考えの奥底は運河の街に通じるかもだし、運河自体を効率よくしようというエンジニアは、海のある小国ならではかもしれない。
相変わらずの、アートをまとめたり、広場や図書館をまとめたり、ウォータータクシーで繋いだりという、土地利用の感覚はさすがのものである。