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今ノ山(三原2日目)

この日は、朝7時に起きて、カレーを食べて、お昼ご飯のおにぎりをもって出発!
今日は幡多郡で一番高い山である、今ノ山にチャレンジ!!かといって、別に気合満点というわけではなかったのですが。

農業改善センターで山の案内人、ナタを腰につけた山で生きる男・熊王(くまお)さんと合流し、一行山へ。
はじめは尾根づたいにヌタなるものを見に行きました。ヌタというのは猪、鹿などが体についているダニをとるための泥場で、その泥場は意外に大きく、また足跡や獣の毛が残っていたり興奮気味。

その帰り道は、木々の紹介をしてもらいながら、のんびりと車まで戻り、、、

と思いきや、激しい恐怖の斜面を下って一般道まで戻ることに。
落ちそうになりながら、いや実際落ちながら、幅15cmの道(?)を熊王にもらった杖と、左手の木の感触をたよりに進む。

10回ほど最後の難関があった後に、無事なんとか辿り着きました。ナタのおかげです。
お昼は、アサギマダラの通る道でおにぎりを食べて、いよいよ今ノ山登山道へ。今ノ山風景林と名前が付いているだけあって、ホントにいい道でした。
前半は沢沿い、後半は尾根沿いの道を行ったのですが、沢沿いには巨木、コケ、巨岩など湿り気のある静かな空間。尾根沿いは樫や椎、椿の実などが落ちていて、変わった気もあったり、楽しげな空間。二つがちょっと違っていて面白かった。

ちょっと急めな勾配でしたが、一気に登りきり、すると広い風景と山茶花・椿の道へ。

ここからは僕は山茶花の実を拾いながら、山下り。僕は山茶花の実集めに精を出していたのですが、自然薯掘りや華麗なナタづかい&坂のぼり
も見えました。ちょっと眺めのアスファルトの坂くだりだったのですが、色々写真も撮ったりして、とても楽しかったです。


その日の夜は、下切で農家民泊。自然薯ごはん。これが間違いなくうまかった。焼き猪肉。僕は約かかりだったのですが、焼き方がだんだんと上達していくのが楽しくて、夢中になってました。おいしいものの他にもご主人にどぶろくの話を聞いたりできて、とても楽しい日でした。