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24時間ラヂオ2

 今回の24時間ラヂオは,第5回の風景づくり夏の学校として行われました.
 夏の学校も,前々回の小島・来島・馬島・波止浜地域の観光プランづくり,前回の旧八木邸・波止浜を中心としたプラン作り,そして今回は少数の学生での地元の人へのヒアリングと24時間ラヂオによる発信と形態は少しずつ変わってきています.

 今回は,7月にヒアリングをして,そこで思ったことを思い出しつつ,24時間ラヂオでいろんな人の話を聞きながら,個人ごとに案をまとめるといった形で,それぞれの感覚や体験がかなり反映されていたように思います.それはヒアリングをしていて,それぞれ聞いてきた人の思いを受け取ってたから,それに応える形で,自分の案をみんなそれぞれつくったのだとも思います.

 僕も,大島や島に出る港で話を聞いていると,誰もが「子どもに島で暮らしてほしい,でも仕事がないから,それは難しい」とおっしゃっていました.橋ができて,造船という産業があり,四国で5番目の都市である今治.しまなみの島々と合併し,中心部が空洞化している.でもそこには17万人もの人がいて...そこで僕たちは何を発信したのだろうか.今はなんなのか,先はなんなのか.


風景づくり夏の学校HP:http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/f/summerschool/index.html